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北の誉酒泉館です。【小樽観光貸切JUMBOTAXI】
北海道小樽観光貸切個人JUMBOTAXI高橋の北の誉酒泉館です。
小樽北の誉酒泉館、野口吉次郎、喜一郎、安政3年(1856)石川県河北郡花園村二日市に生まれ、7歳から養子先を4回も変わり、28歳に金沢の野口家の養子になり、野口吉次郎と名を変えます。
明治9(1876)年に北海道に渡り入舟町で古着の行商を始め、間もなく石橋商店の杜氏となり、明治23(1890)年に主家石橋の「マルヨ」ののれん分けで店を構え独立しました。
3年後には札幌北の誉の始祖で弟の長次郎、旭川北の誉の始祖で同郷の岡田市松と重次郎が手伝いに入ってきます。明治34(1901)年には酒造を開始し、明治35(1902)年には奥沢に酒造所を建て、明治36(1903)年に「北の誉」の商標登録をしました。
北の誉酒造は現在「酒泉館」として試飲の出来る研修施設を設置しています。
喜一郎は吉次郎が石橋商店で杜氏をしていた明治20(1887)年に生まれました。
潮見台の丘の上の「和光荘」は「北の誉は野口の誉」ともてはやされた喜一郎設計の大正建築。
「大正11(1922)年建築、木造4階建一部鉄筋コンクリート造り、天皇皇后両陛下が昭和29(1954)年8月にご来道の際、小樽での宿所となった由緒ある建物である」という看板が立っています。
残念ながら北の誉酒泉館は平成27年10月31日で閉館となってしまいます。
小樽の気象と四季
小樽市は、北海道西海岸のほぼ中央に位置し、海・山・坂など変化に富み、三方を山に囲まれた自然豊かな天然の良港を有する個性的なまちです。
気候は、北海道の中では寒暖の差が小さい海洋性気候で、住みやすく、春はハイキング、夏は海水浴、秋は紅葉、冬はスキーと四季を通じて楽しめ、また札幌・ニセコ・積丹にも近く、自然環境に恵まれたまちです。
小樽の気候の特徴
小樽は海に面しているので気温の差は小さく、冬は内陸に比べて気温が高くなっています。
年平均気温は9度前後、年間降水量は1200mm~1400mmです。
しかし冬は北西の風が吹いたり、石狩湾小低気圧が発生すると、近隣町村に比べ大雪や吹雪になったりすることもあります。
積雪も2月には1mを越える年もあります。
台風の影響は比較的少ない地域です。
夏の台風シーズンでは日本海を北上する台風がまれに沿岸に上陸することがありますが、小樽付近ではその勢力がかなり弱まって来ることが多いです。
しかし平成16年(2004年)には大型の台風が後志地方を直撃し近隣の農家や建物に大きな被害がでました。
小樽は冬の大雪を除けば地震も少なく、全般的におだやかな自然環境の地域といえます。
〈春〉4月~6月
4月上旬は雪解けで足元が悪い状態ですが、4月後半からは春本番を迎え花が一斉に咲きはじめます。
本州では花の咲く順番がある程度決まっていますが、北海道ではこの時期に梅も桜も同時に咲くことは珍しいことではありません。
さらにチューリップやスイセンなど花々も次々と咲きます。
本州では見られない光景のひとつがこの時期です。
〈夏〉7月~8月
6月下旬から7月上旬に小樽では海開きが行われ、短い海水浴シーズンの到来です。
年間の最高気温もこの頃、30度を超える日があります。
海水浴はお盆の8月15日位までが一般的です。
本州は学校の夏休みが8月末までですが、北海道は夏休みが短いことと、お盆を過ぎると急に涼しくなったり、波が出たりすることで海水浴シーズンが短いのです。
〈秋〉9月~10月
9月になると朝晩は涼しくなります。
しかし近年は温暖化の現象か暑い日が続く年もあります。
10月中旬になると紅葉がはじまります。
市内では朝里峠や毛無山の紅葉が絶景ですが、小樽公園やなえぼ公園も見事です。
近郊ではニセコや積丹方面も美しい紅葉で有名です。
また10月下旬には初雪の季節となります。毛無山や天狗山の頂上が白くなると、いよいよ冬の到来です。
〈冬〉11月~3月
例年、11月の下旬から12月上旬には根雪となります。
年内は比較的積雪は少なめですが1月、2月はドカ雪となり、吹雪の日も多くなります。小樽は古い建物が多い為、雪の重みから建物を守るため、屋根の雪降ろしを行います。
天気の良い日曜日などは、あちこちで一斉に屋根の雪降ろしが行われます。
冬の風物詩のひとつです。
3月、彼岸の頃から雪解けがはじまります。
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