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母恋駅です。【室蘭市母恋北町】
母恋駅 母恋北町
母恋北町「母恋し」と書く、美しいい漢字が使われていますが、実はアイヌ語の「ボク・オ・イ」『北寄貝がたくさんあるところ』という意味からつけられたものです。
右手の日本製鋼所は埋め立て地ですから、むかし、海だったころにはたくさんの北寄貝がとれたものと思います。
母恋駅は、毎年、5月の母の日が近くなりますと、この母恋駅の乗車券を買い求める人が多くなるそうです。
乗車券に心を託してプレゼントしようというもので、いわば親孝行の証明書といったところでしょうか。
母恋
ここ室蘭に母恋という地名と、JR母恋駅があります。
しかし時代のなみはこの駅にも押し寄せ、今は委託駅です。
昭和30年代を振り返ってみますと、列車を降りて工場へ向かう人々の波が道路を埋め尽くしたそうです。
しかし、鉄冷えと自動車の普及で鉄道を利用する人が減少、駅は段々とさびれました。
駅周辺に住む住民は時代の変化に驚きを隠せません。
でも母恋という地名を他の市町村の方は忘れてはいませんでした。
母恋駅の入場券の問い合わせが殺到するのです。
それは以前から何の前ぶれもなく、入場券の注文が相次ぎ、それに対応しようと昭和56年、初めて母の日に因んで記念入場券を発売するようになり、毎年続けています。
一時は赤いカーネーションをあしらった記念入場券を用意し、時には5000枚とか6000枚と、東京や大阪、九州、道内のデパート、ショッピングセンターからの注文など、大口の注文が舞い込むというブームさえ引き起こしました。
最近では枚数も5000枚と限定し、4割は地元民で、地球岬を訪れた観光客が買い求め、今でも全国からの申し込みが絶えないそうです。
更に母恋駅では年中、切符の販売をしていますので、母親の何かの記念日に合わせて日付印をおしてくれるというサービスも行っており、今でも相変わらずの人気ぶりで、旧国鉄から引き継いで需要に応えているそうです。
そして更にこの駅のお弁当が今、注目されています。
その名も母恋めしです。
北寄貝のおにぎり、ホッキの貝殻の中にもおにぎり、くんたま、燻製チーズ、が入っているという豪華版です。
聞いただけでよだれが出そうです。
むろらん郷土料理コンクールでは子供たちに一番評判が良かったようです。
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