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朝日ヶ丘公園【大空町・女満別】
大空町女満別朝日に有る、朝日ヶ丘公園へ行って来ました。
大空町女満別地域の高台に位置し、網走湖や斜里岳、知床連山まで360度一望することが出来る公園です。
夏から秋にかけて『ひまわり』が一面を埋め尽くします。
黒澤明監督の映画『夢』第4話『鴉(カラス)の撮影が行われておりまして、フィンセント・ファン・ゴッホ最後の作品『カラスのいる麦畑』で描いたフランスのオーヴェールの景色に似ているところから、「ゴッホの丘」とも言われております。
北海道の丘の風景と申しますと「美瑛町や富良野市」が有名ですが、この辺りの丘陵地帯も素晴らしい景色で、フランスのオーヴェール地方を思わせるようです。
北海道でも特にこのオホーツク地方は、ヨーロッパ的な農村景観を見せますが気象条件が非常に似ていると言われております。
1989年に、世界の巨匠・故黒澤明監督の「夢・ドリーム」のロケが行われたところです。
この映画は、黒澤明監督が見た8つの夢物語で構成され、ここでは「第4話・カラスのいる風景」で、主人公の寺尾聡さんと「炎の画家・ゴッホ」が、夢の中で対話しゴッホが死ぬ直前に描いた「カラスのいる麦畑」の風景で撮影が行われました。
この辺りの丘と女満別空港付近で、2週間あまりロケは行われました。
300羽のカラスのエキストラを集めるのが大変だったということです。
平成10年9月6日88歳で亡くなられましたが、7人の侍、影武者、乱などを製作し、羅生門では1951年、ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞し世界映画の巨匠にふさわしい数多くの作品を残しました。
故黒澤明監督の夢号を女満別町に寄贈されております。
網走国定公園
網走国定公園は、北緯44度の街、網走市を中心として、オホーツク海に面した広い公園です。
公園内には、夕陽の美しいサロマ湖をはじめ、網走湖、能取湖、涛沸湖、(モコト湖・リヤウシ湖・トウツル沼)など、大小7つの海跡湖をふくむのですからその広さは想像を越えます。(面積は3万8000ha)
この国定公園のいちばんの魅力は、起伏が少なく、見渡すかぎり広がる原生林の景観です。
北海道一の大きさを誇る、サロマ湖の荒涼としたたたずまい、紅のサンゴ草に彩られる秋の能取湖、白鳥の湖涛沸湖、そして、これらの湖をむすぶ砂浜には、牛や馬が悠々と草を食み、ハマナス・エゾキスゲ・エゾスカシユリなど、80種あまりにのぼる海浜植物が、大自然の花園をつくります。(7月、8月がピーク)
また、国指定の名勝天都山からの展望は、大きく弧を描いてのびるオホーツク海岸線のはてに、知床の山々が、影絵のように浮かび、流氷が訪れるころはとくに神秘的です。
また、一方では、考古学的にも貴重なところで、海岸線のいたるところから、モヨロ貝塚をはじめとする先住民族の遺跡が数多く発見されて、遠いむかしからの文化を伝えております。
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