札幌 情報一覧

札幌市の人口は２００９年（平成１２年）１１月１日時点で１９０万人を越えました。

終戦の１９４５年（昭和２０年）の２２万人から９倍近い伸びとなっています。

同時点で世帯数をみると、約８９万世帯と１９４５年（昭和２０年）の４万６０００世帯から１９倍も伸び、世帯当たり人数は２人となっています。

自然増加が初めてマイナスとなったことや社会的増加も縮小しているため、全国同様少子・高齢化の影響を受けて札幌市の人口は２００万人前後をピークに先行き減少に転じるものとみられます。

札幌の高速道路・札幌JCT

高速道路が互いに連絡する場所のことを通称・ジャンクションと言います。

北海道で最初に出来たJCTが札幌IC付近に誕生したのは、札樽自動車道の札幌西ICと、道央自動車道の札幌IC間１４．１㎞が、平成４年９月３０日開通し、札幌JCTも同時に機能するようになりました。

当時は、あまり聞きなれない言葉でしたが、従来のICと違う点は、ICは高速道路の出入り口、いわゆる一般の道路と連絡する場所ののことで、JCTは高速道路からルートの違う高速道路へ連絡する場所を指します。

道央自動車道の札幌市内にあるICは札幌ICを始め、北郷IC、大谷地IC、札幌南ICが設けられています。

この間の高速道路は７．９㎞で、昭和６０年に開通しました。

また、大谷地ICと札幌西ICの区間は札幌市内を通過するため、約２０㎞ほどの高架構造式の高速道路となっています。

今では時代も進み、珍しいことではありませんが、JCTも高架構造式も開通当初は珍しく、走行に戸惑うドライバーもいたそうです。札幌市内の高速道路の沿線には国道や民家が多く、除雪にも工夫がなされ、後方運搬排雪方式を取り入れ、除雪した雪を落下させないように配慮しています。

北海道の除雪風景は道外から訪れた人にとってはとても珍しく、しばし見とれている人もいるほどです。

平成１７年２月、除排雪の風景が新しい観光資源になるのでは？と、札幌開建と札幌市が共同で北大通りにおいて運搬排雪見学会を初めて開きました。

何度か実施したところ、外国から訪れた人も見たことのない大型ロータリーなど、５種類の除雪車で除雪、排雪をする実演を見て驚いていたとか。

雪は北海道人にとっては悩みの種ですが、除排雪風景という一風変わった観光の風物詩が、今後の北海道観光に一躍かっていく気配です。

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