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坐忘林さんへお客様を送迎しました。【倶知安町】
北海道虻田郡倶知安町花園に有る、坐忘林さんへお客様を送迎しました。
今回、ご宿泊されたお客様も大絶賛でした。
倶知安町
倶知安町は、アイヌ語が多い北海道でも変わった地名の1つで、多くの人達が、いろいろな説を出しておりますが、はっきりとした意味は解らないようです。
開拓は明治25年、仁木町から移り住んだ、16人の人達によって始められました。
当時は原始林と、身の丈を超すネマガリダケに覆われていたところで、開墾して数カ月後、初めて「富士山に似た山がある!」と羊蹄山に気が付き、ビックリしたと言う、笑い話のような話が伝えられております。
ところでこの辺りは、冬の季節風が、羊蹄山にぶつかって雪を降らせる為、北海道でも1、2を争う豪雪地帯です。
一冬で10数mの雪が降り、町全体がスッポリ雪に包まれて、時には交通機関等もストップする事も有ります。
そこで「雪を流す施設」流雪溝が考え出されました。
車道の両側に溝をつくり、川から引いた水を流して、そこに雪を捨てると言うシステムです。
おかげで、長い間続いた雪との戦いも大変楽になり、倶知安名物だった雪の山は姿を消してしまいました。
しかし、一方ではこの雪が、「スキーの街」として倶知安を有名にしているのですから、何とも皮肉なお話です。
この倶知安は、お水の美味しい事で知られています。
冬の間、羊蹄山に降り積もった雪が、春の雪解けの水となって山肌にしみ込み、やがて麓で湧き出すまでに、たっぷりとミネラルを含むからだそうです。
倶知安駅の水飲み場にも「日本一の水」と書かれていて、旅行者の喉をうるおしております。