ほっき貝資料館です。【苫小牧市Sightseeing Taxi】

北海道観光貸切チャーター個人ジャンボタクシー高橋の苫小牧市・ほっき貝資料館です。

苫小牧市に有る、苫小牧ほっき貝資料館です。

苫小牧ほっき貝資料館は入場料無料の手作り感たっぷりな資料館です。
苫小牧で水揚げ量日本一を誇るホッキ貝について学べる資料館、入ってすぐに待ち受けるのが｢ホッキッ木｣です。ホッキ絵馬に願い事を念じながら書いてホッキッ木に、ぶら下げます。

その後ホッキッ木の隣に有る、｢一念発起の鐘｣を鳴らし、祈願します。

ホッキ貝日本一

苫小牧が全国一の水揚げ量（約９００トンで道内の１７％を占めている）を誇っているのがホッキ貝で、全国の水揚げ量の約１０％を占めています。

平成１４年７月には市の貝に指定され、シュウマイ、ホッキバーガー、飯寿司、燻製、ほっき丼、最近ではホッキラーメンも発売などなど、ユニークなメニューが市民の発案で新たに開発発表され、ホッキカレー、ホッキ御飯が学校給食に取り入れられ、子供たちにも大好評です。こうして各方面から熱い眼差（まなざし）しで注目を受けています。

毎年、苫小牧漁港区岸壁で「とまこまい漁港まつりホッキフェスタ」（平成８年１１月・・・第１回、平成１８年・・・第11回目）が開催されており、ホッキは生で良し、加工しても良しで、名産品の少ない苫小牧にとってはホッキ貝はエースなのです。

しかし、厄介なのが貝殻の処理、産業廃棄物として処理しなければならず、そこで苫小牧高等専門学校の古崎先生は、学生と一緒になって研究を始めました。

貝殻の主成分の炭酸カルシウムを活かし、紙やプラスチックの強化に役立つ大きな結晶を作ることに成功しました。

更に他の研究者と共に、砕いた貝殻を靴底に用い、滑りにくい冬靴の製作にも携わり、それを平成１６年、小樽のゴムメーカーが商品化しました。

「次はホッキ貝のスタッドレスタイヤを！」と、次を目指して更に研究を続けています。

苫小牧は今、ホッキ貝に賭けています。

（ホッキ貝の正式名称はウバガイ、肝機能を高め、血圧を下げる作用があるタウリンが１００ｇ中、２５００ｍｇも含まれており、栄養ドリンクにも負けない滋養強壮効果があります。）