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世界遺産知床半島断崖クルーズ『知床観光船おーろら』です。
世界自然遺産知床半島断崖クルーズ『知床観光船おーろら』です。
知床宇登呂港
知床半島知床観光船「おーろら」が運航しています。一時間三十分の硫黄山折り返しコースと、三時間四十五分の知床半島知床岬コースが御座います。
知床半島のダイナミックな断崖や奇岩、海原に舞う海鳥の群れを眺めながら、地上からとは全く違った表情を見る事が出来ますし、少し沖に出ますとイルカやシャチ等、海の動物ウォッチングが楽しめます。
また、海上から眺める知床半島の知床連山は、雄大の一言です。この観光船は、春から秋までは知床観光船として、冬は網走で流氷観光砕氷船として運航されています。
今日は、硫黄山折り返し一時間三十分コースです。
オホーツク海
オホーツク海の眺めはいかがでしょうか?
「オホーツク海」とは、ツングース語「広い川」を意味します。
オホーツク海は北の宗谷岬から南の知床岬までおよそ400㎞、その海岸線は弓なりになってのびています。
途中、クッチャロ・サロマ・能取・網走・涛沸などの湖が点在し、その周りの砂丘には、沢山の草花が咲き乱れます。
しかしそれとは逆に、海は底知れない深い色を見せ、怒り出したときは手がつけれないほど暴れまわります。
この海岸には、昔から多くの民族が現れ、そして消えて行きました。
網走のモヨロ族といわれる人々、海岸にストーンサークルを残した人々、砂丘のいたるところの竪穴を作った人々など、岩に砕ける波の音は、消えていった民族の悲しい叫び声にも聞こえます。
このオホーツク海岸に和人が姿を見せたのは今から約200年前、この海岸の警備のため宗谷や斜里に駐屯した東北各藩の人たちでした。
しかし斜里に赴任した100名の津軽藩士で無事に冬を越したのは、わずか十数名に過ぎません。
冬になると白い大陸のような流氷が押し寄せ、陸の孤島となってしまうこの地は、当時和人が住めるようなところではなかったのです。
そのため、明治になってからようやく文明の光が差し込むようになりましたが、これも囚人たちが足に重い鎖をつけながら切り開いた道路が完成したからです。
オホーツク海
オホーツク海が見えて、おりますが、オホーツク海は「流氷の海・国境の海・最果ての海」そして、豊かな海の幸をたたえるなど、様々な顔を持つオホーツク海です。
北緯44度~62度にわたる南北にやや細長いうみで、総面積152万平方キロメートルに及びます。
アジア大陸の北東部に位置し、シベリア・カムチャッカ半島・サハリン・千島列島と北海道の東海岸に囲まれた海域で、北大平洋に続いております。
また、間宮・宗谷の両海峡を通じて日本海にも連なっております。
水深は、一番深いところで約3700m、全体で見ると200m~500mの大陸棚が発達しており、魚類の豊富な世界有数の漁場となっております。
また、この海域は流氷の見られる海としては、世界で最も緯度が低いのです。
したがって、水温も大変低く、年平均3度~4度くらい、真夏でも17度~18度しかございません。
水は大変綺麗で海水浴場として恵まれておりますが、水温が低い為に、海水浴シーズンはせいぜい2週間程度です。7月末からようやく泳げるようになりますが、焚火で体を温めながら海水浴をしている、他では見られない光景に出会うことがあります。
オホーツクとは「オホータ、狩猟の海」という意味だそうで、極東地方には町の名前や人の名前もあると聞いております。
このように大きく広がったオホーツク海も、冬となりますとたった一夜にして、真っ白な流氷に覆われてしまうのですが、ご想像いただけますか?
スマホのカメラでちょっと見ずらいですが、カムイワッカの滝です。
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