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ゴジラ岩とチャシコツ岬です。【世界遺産・知床】
ゴジラ岩とチャシコツ岬です。【世界遺産・知床半島観光タクシー】
知床宇登呂『チャシコツ岬とゴジラ岩』です。
亀のような形の岬が見えていますが、知床宇登呂チャシコツ岬です。アイヌ語の「砦跡のある岬」という意味で、先住民族の石器や土器・骨角器・銅器などが掘り出されています。
地元では「カメ岩」と呼ばれウトロ港には「ゴジラ岩」がございまして、ゴジラ対ガメラの戦いがあるかもしれませんね。自然は偉大な芸術家です。
写真上が、ゴジラ岩です。
知床国立公園のあらまし
日本最後の秘境知床半島は、オホーツク海に突き出た、長さ65㎞の細長い知床半島で、遠音別岳・羅臼岳・硫黄山・知床岳と、1000m級の山々が連なって、知床半島の背骨を形づくっています。
うっそうたる原始林が知床半島全体を包み、切り立った断崖にかかる数知れない滝や巨岩・怪石の海岸線、あちこちに湧き出る温泉、そして知床五湖。まさに野生美あふれる大自然の秘境です。
高山植物のチングルマ・シレトコスミレなどが見られ、天然記念物のオジロワシ・オオワシを始め、ウミウ・ケイマフリなどの鳥たち、また、動物ではヒグマ・キタキツネ・シマリスなどが陸上に、トド・アザラシ・オットセイが海上で生活していて、知床は、動物たちにとっても天国のようです。
このような自然の姿を、作家の戸川幸夫さんは、「単に景色の美しいというところは、狭い日本でも各地にある。雄大な景色も決して少なくない。だが、人の心の奥深くまで溶け込んで、魂をゆさぶり、いつまでもとらえて放さないという自然を持っているところは、極めて少ない。知床はその尤なるものである。」と語っています。
(尤=大変すぐれていること。)
知床はアイヌ語の「シリエトク」
(大地のゆきづまり、つまり、地の涯)という意味です。
(昭和39年国立公園に指定、面積約4万ha)