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女郎子岩です。【積丹半島での観光貸切チャーターTAXI】
Shakotan Penisula Sightseeing TAXI・Jumbo TAXI 北海道札幌小樽観光TAXI高橋の積丹半島『女郎子岩』です。
女郎子岩
幌武意海岸から少し積丹岬よりに笠泊海岸があります。
海岸は断崖絶壁続きの険しいところですが現在は遊歩道が整備され、日本海の海原を目の前に潮風に身お任せながら、気ままに散策をたのしむ行楽客で夏の観光シーズンは賑わっております。
散策の途中にはカメラのシャッターを切りたくなるような光景に何度も出会いながら、ふと足を留めて見入ってしまう岩があります。それが、「女郎子岩」で、この岩の事をアイヌ語では「シケオショラウシ」、「大岩を捨てたところ」という意味です。
この岩には数々の伝説がありますが、その一つをご紹介します。
昔々、この辺りは大きな岩石が沢山転がっていて、神様たちが家を建てる場所がなく大変困っていたのです。
所が神様の中にとても力の強い方が居られましたので、早速、岩石の中でも特に大きな岩が家を建てるのに邪魔をしていたので、これを「ヨイショ」と背負って他の海岸に運び捨てたそうです。おかげで神様たちは美しく広々とした大地を手に入れ、家を建てることが出来ました。何とこの時、海岸に捨てられた大岩が「女郎子岩」になったと、アイヌの伝説は語っております。
(一説にはこの岩を捨てに来た神様が、女郎子岩になったとも伝えられています。)
この辺りには義経伝説にまつわる伝説もいくつか残されておりますが、この女郎子岩も義経を恋思うメノコ(アイヌ娘)の化身であると言い伝えも御座います。