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北海道小樽『奥沢水源地』です。【小樽個人Sightseeing TAXI高橋】
北海道小樽『奥沢水源地』です。【北海道小樽個人Sightseeing TAXI高橋】
小樽市奥沢水源地水管橋からの水すだれの風景です。
小樽市の水道は大正三年に創設した奥沢水源地に始まり現在までの普及率は 99・9%です。
小樽のあらまし
明治のはじめ、札幌が北海道の中心に決まりますと、天然の良港だった小樽は、札幌への物資の陸揚げ港となり、やがて、石炭をはじめとする、北海道の物産の積み出し港となりました。
このため、明治13年には、小樽の手宮と札幌の間に、日本で3番目の鉄道が敷かれ、本州からの開拓移民もいったん小樽に上陸し、ここから奥地へと向かったものでした。
また明治38年、南樺太が、日本の領土となってからは、玄関口となった小樽は、樺太航路ができ、さらに第一次世界大戦の頃には欧米航路も開かれて、港はいつも船で埋まっておりました。
銀行街が北海道のウォール街と呼ばれ、小樽の雑穀市場が、ヨーロッパの市場をゆるがすほど栄えました。
敗戦で樺太を失って対岸貿易が減ったため発展のテンポは鈍りましたが、現在は、昔ながらのたたずまいを残す港町として、再び注目を集めることになりました。
小樽は坂の多い街で、家並みのあちこちから、青い海が顔をのぞかせています。
町を歩くと明治、大正のころを偲ばせる、運河や石づくりの建物にぶつかりますが、それらの古いたたずまいの、運河や倉庫などは、きれいに整備され、レトロな町並みをつくっています。
また、小樽には気取りのない人達が多く、おなじみのお客さんが転勤ともなると、一晩中お店を閉めて送別会をしてくれる飲み屋さんや、市場の人達など、小樽はそんな人情のこまやかさ、温かさある港街です。