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小樽朝里ダム~奥沢水源地~天狗山フリーPlan観光Tour couresです。
小樽Sightseeing TAXI高橋の小樽朝里ダム~奥沢水源地~天狗山フリーPlan観光Tour couresです。
小樽の歴史
ここ小樽に、和人が姿を見せるようになったのは、今から320年ほど前の寛文9年(1669年)松前藩(氏家氏の知行場所)と、アイヌの人達が交易を始めてからのことです。
しかし、松前藩に雇われた商人や、ニシン漁の人達が、おおぜいやって来るようになったのは、それから100年も後の事で、しかも、当時は、和人の定住を認めていませんでしたので、秋になると、みんな引きあげてしまい、もとの静かなアイヌコタンに戻るとという状態でした。
和人の定住が許されたのは安政3年(1856年)明治維新のわずか12年前です。
以来、地理的条件にもめぐまれて港として、発展をしてきました。
朝里ダム
朝里川をせき止めてつくられた重力式コンクリートダムで、洪水調節や水道用水などを目的としてつくられました。なお、朝里川は、朝里岳(標高1281m)から流れ出て、日本海にそそいでいます。
オタルナイ湖、朝里ダムによって誕生した人造湖、面積43ha、880万㎥の水を貯える事が出来ます。
なお、オタルナイとは、小樽市の地名の由来となったアイヌ語ですが、その意味は「砂の路の川」「砂浜の中の川」などいろいろあるようで、はっきりしておりません。
朝里ダム、高さ74m、長さ390mです。ループ道、大きく弧を描く道路が「空に架ける輪」と言う意味でしょうか、スカイループと呼んでいます。
これも朝里ダム建設によって生まれた道路ですが、雪も多く、寒さのきびしい北海道では、もちろん初めてのケースです。1㎞余り円を描きながら、標高差55mを上下して行きます。
小樽奥沢水源地
水管橋からの水すだれです。小樽市の水道は大正3年に創設した奥沢水源地に始まり現在までの普及率は99.9%です。
天狗山
標高532mとあまり高い山ではありませんが、展望は小樽市街はもちろん、港や石狩湾をはじめ、積丹半島、さらに遠くの増毛連峰を一望のもとに眺めることができ、とくに、夜景のすばらしいところです。
ロープウェイで山頂(8合目)まで上がりますと、スキーに関する資料、100種類、天狗の名にちなんで、日本各地から集めた、700点あまりの天狗のお面がならぶ「天狗の館」があり、「シマリス公園」や、草の上をすべりおりる、ドイツ生まれの夏のソリ「スライダー」は、子供たちの人気を呼んでいます。
山頂付近は、自然景観保護地区にも指定されていて、遊歩道も整備されています。
また、冬は海の見えるスキー場として、全国的にも知られ、四季を通じて市民や観光客に親しまれております。
スキーの街小樽、ここ小樽は、ほんとうに山坂が多く、雪もたくさん積もりますので、むかしは冬になると、街全体がスキー場のようなものでした。
したがって、スキー熱も高く、大正11年には、第1回全国スキー大会が行われています。
また、多くの名選手を生み出し、戦前のオリンピックなど、国際競技に出場した選手は、小樽勢がほとんどで、日本のスキーの歴史は、小樽によって作られたといっても過言ではありません。