登別温泉観光個人タクシー高橋の「のぼりべつクマ牧場」です。

登別温泉に有る、クマ牧場です。

久しぶりに来ました。

お客さんはロープウェイで熊山へ移動です。

登別温泉日本一の熊牧場です。

クマ山と呼ばれる標高550mの四方嶺につくられたもので、ロープウェイで頂上に行きますと、およそ180頭のヒグマが、年齢別のグループに分けられ、訪れるお客様に愛嬌をふりまいて歓迎します。

四方嶺は、その名の通り、周囲の眺めも素晴らしく、原生林に囲まれたクッタラ湖をはじめ、今もなお噴煙を上げる樽前山、遠く駒ケ岳も望む景勝地です。

登別温泉

登別温泉は、地獄谷から流れでる硫黄泉はじめ、食塩泉・明ばん泉・ラジウム泉・など、11種類もの温泉が湧き出て、日本でも有数の湯量を誇っています。

温泉として利用されるようになったのは、今から100年以上前のことで、当時は露天に屋根をかけた小屋がポツンと建っていただけでした。

今では大きなホテルが建ち並び、全国にその名が知られる観光地として、賑わいを見せております。

温泉開祖と開湯の祖

登別温泉を開いた人、開祖は、安政5年(1858年)、この地に湯宿を建てた滝本金蔵さんとされて、長い間信じられ、温泉街にある湯沢神社にも、金蔵さん神様として祀られています。

ところが昭和55年、町の郷土研究家が、古い書物を調べていたところ、ここを視察した箱館奉行・村垣淡路守の公務日記の中に、金蔵さんが入る4カ月、すでに近江商人、恵比寿屋岡田半兵衛さんの湯治小屋があったことが記されていました。これには、町の人もビックリしました。

しかし、今の登別温泉発展の基礎を築いたのは、何と言っても滝本金蔵さんなので、金蔵さんはこれまでどおり「開祖」。それかと言って、最初に湯治場を開いた、岡田半兵衛さんの功績も、無視は出来ないと言う事で、半兵衛さんは「開湯の祖」と呼ぶ事で落ち着きました。

「温泉開祖」と「開湯の祖」ちょっとややこやしいお話です。

北海道のヒグマ

北海道のヒグマは、日本で一番大きい陸上動物で、北海道のヒグマは、体長2m、体重400kgになるものもいて、現在およそ2000頭がこの北海道に住んでいると思われます。

人や家畜に害を与える獰猛な動物ですが、むやみに人を襲うことはなく、たいていは大きな音で逃げてしまいます。しかし、山道で突然出会ったり、子熊を連れている時は、人を襲うこともありますし、一度襲ったことのある人食い熊や、鉄砲などで傷ついた手負い熊、そして、秋に十分食糧がなかったため、冬になってもウロウロしている穴持たず熊は非常に凶暴で、大正4年、天塩の三毛別という所では、2日間で7人が殺され、3人が重症を負ったという記録が残っています。

ヒグマは雑食性で何でもたべます。

かつては鹿や鮭、ヤマブドウなどを食べていましたが、北海道の開拓のテンポにあわせて、トウモロコシ、カボチャも食べるようになり、さらには放牧されている牛や馬、羊まで襲うこともあります。

しかし、最近では、このヒグマも毎年減少し、このままでは絶滅のおそれがあると言われており、自然の申し子、ヒグマと人間が共存するためには、どうしたら良いのか、考える時が来ているようです。

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