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蝦夷富士羊蹄山の伝説です。
北海道観光貸切個人ジャンボタクシー高橋の蝦夷富士羊蹄山の伝説です。
蝦夷富士羊蹄山にまつわる、アイヌ伝説です。
天地創造のころ、大海原の中に、蝦夷富士羊蹄山の頂きだけが姿を見せていました。
ここに国作りの神様が、五色の雲にのって、女神といっしょに降りてきました。
そして、黒い雲を海に投げ入れて岩をつくり、黄色い雲を岩間に埋めて土にし、青い雲で、その地上をおおう草木にし、白い雲で海の魚や貝をつくり、赤い雲は、土に埋めて金属・宝石にしました。
それから二柱の神様は、たくさんの神々を生みましたが、そのうちの、日の神と月の神とが下界を照らすことになり、日の神は羊蹄山から、月の神は尻別岳から、それぞれ白い雲に乗って天上にのぼって行きました。
羊蹄山の頂きに、何時も雲が掛かり、晴れ上がる事が無いのは、その雲が残っているから、と伝えられています。
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