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湖畔の宿支笏湖丸駒温泉旅館に来ています。【支笏湖観光貸切タクシー】
北海道観光貸切個人ジャンボタクシー高橋の湖畔の宿支笏湖丸駒温泉観光案内です。
支笏湖の水位と比例する不思議な露天風呂が有る、日本秘湯を守る会の支笏湖丸駒温泉旅館にお客さんを迎えに来ています。
この宿の電機は、発電機2基ですべて自家発電です。
飲料水も支笏湖の水をくみ上げて、殺菌ろ過して使用しております。
公共の電気も水道も来ていない、秘境1軒宿です。
泉質:カルシウム・ナトリウム塩化物泉、炭酸水素塩・硫酸塩泉となり、源泉は露天風呂男女を入れて6本有ります。
支笏湖
支笏湖は、恵庭岳・風不死岳・樽前山などの山々に囲まれた、今も原始の姿を残す湖です。
周囲41㎞、面積77.3㎡、水深360.1mの、広く深い湖で、広さは全国で8番目、深さは秋田県の田沢湖に次いで2番目となっております。
また、おなじ国立公園内の湖であっても、女性的でやさしい洞爺湖にくらべて、支笏湖は荒々しく、男性的な感じがします。
そして、原生林に抱かれた湖は、近寄りがたい趣があり、それが支笏湖を、より一層魅力あるものにしております。
この支笏湖は、今から2万年ほど前、火山活動によって土地が陥没し、そこに水がたまったもので、このような湖をカルデラ湖といいます。
カルデラとは、スペイン語で「お鍋」という意味ですから、本当に大きなお鍋です。
支笏湖の伝説
この、日本で2番目に深い支笏湖には、アイヌの人達のこんな伝説が残されております。
大昔、支笏湖をつくった神様(トーカラカムイ)が、出来上がった湖の深さをはかろうと、水の中に入ってみました。ところが、思いのほか深く、着物の裾を持ち上げても間に合わず、とうとう濡らしてしまいました。
おまけに水が冷たかったので、神様は、すっかり腹を立て、湖にいた魚を捕まえて、海に放り出してしまったのです。
その時、たった1匹の魚だけが残りました。それはアメマスでした。そのため、明治になってヒメマスが放流されるまでは、アメマスだけの湖だったといいます。
(更科 源蔵 アイヌ伝説集より)