仁木町 情報一覧

仁木町

仁木町は阿波の国、今の徳島県の人たちによって開拓されたところです。

明治１２年に、仁木竹吉が１１７戸（３６０人）の開拓団をつれて入植して、今日の仁木町の基礎を築きました。

開拓当初は阿波の特産だった「藍」の栽培で生計をたてていましたが、北海道各地に移住した人たちと同様に、苦労を重ね、今では、お米、野菜類のほか、リンゴを初めとする果物（ナシ、ブドウ、サクランボ）の生産が盛んです。

なお、仁木町の名は、開拓に功労のあった仁木竹吉の名をとったものですが、旧長州藩の開拓地は大江村といわれていました。

これは、阿波の人たちに続いて、旧長州藩主毛利元徳が、それまでの藩制度が廃止されて、県単位にかわり、くらしに困っていた武士たちを、ここに移して開拓させたからです。

大江というのは、毛利家の遠い祖先の名前（大江広元）で、それをとって地名にしたものです。

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