
北海道河東郡音更町駒場並木に有る、駒場 白樺並木へ行って来ました。
十勝牧場の白樺並木の見学は自由ですが、牧草地や牧場施設は、立ち入りが禁止されております。
また、売店やトイレ、ごみ箱などはありません。
この白樺並木は、1922年(大正11年)、昭和天皇が皇太子だった当時、ここに来場されたことを契機に植樹されたのが始まりと言われております。
現在の白樺並木は、牧場内の環境整備の一環で、1953年(昭和28年)に牧場職員が植樹したものと言われています。
当時は約380本程度だったようですが、現在では約660本もの白樺並木となっております。
牧場入り口から約1.3km白樺並木が続いています。
音更町の『美林』にも指定されております。


十勝の農作物
かつて、この十勝平野は、豆の十勝として名を馳せ、赤いダイヤと呼ばれる小豆相場の舞台となったところでした。
現在の十勝地方の主な農作物を順にあげますと、第1位は牛乳、第2位はビート(砂糖大根)、第3位はジャガイモ、第4位は麦、野菜と続き、豆は何と6位だということです。
しかし、農作物の順位は変わっても品質が良いことに変わりはなく、これに、最近の自然食ブームも手伝って、秋の採り入れシーズンには、十勝地方の大豆や小豆を求めて、本州からたくさんの業者が集まって来るようです。
それでは、十勝地方をイメージする作物を2,3ご紹介いたします。
小豆
小豆は赤いダイヤとして有名で、皆様ご存じのように和菓子のアンや、甘納豆、お赤飯などに使われ、むかしから、小豆の煮汁を飲むと心臓に良いといわれて、大切な豆とされてきました。しかし、冷害に弱く、「とれるときと」、「とれないとき」の差が極端なため、価格が安定せず、悲劇の豆という呼び名さえあります。
それでも、かつては豆大尽を夢見る農家が、あとぉたたなかったのですが、リスクが大きいことから、ほかの作物に押されてしまったようです。
大豆
大豆はタンパク質やビタミンが豊富で、畑の牛肉といわれています。
動脈硬化た高血圧の予防、太りすぎや長寿にかかせないもので、むかしから味噌・醤油・豆腐・納豆など、お米のつぎに大切な食べ物でした。
また、大豆の若いのが枝豆で、ビールのおつまみに最適です。
蕎麦
お蕎麦といえば、むかしから信州信濃といわれていますが、最近ではすっかり作付面積が少なくなったようで、今では、北海道の蕎麦が頼りにされているようです。
寒暖の差が大きい北海道の気候がお蕎麦の甘味と粘りを生むそうで、とくに、十勝地方の鹿追や新得などが、産地として知られております。
日本の味といわれるお蕎麦の風味は、香り・コシ・甘味といわれ、新しいほど美味しいお蕎麦が出来るということですが、北海道の新蕎麦は、11月から4月ころまでが最高だといいます。

音更町
「広~い音更、大きな音更」をキャッチフレーズをもつ音更町は、北海道でも指折りの穀倉地帯で、とくに、小豆と小麦の生産量は、日本一を誇っています。
音更川、然別川の支流がたくさん流れる、肥よくな大地でとれる、チホク小麦を利用した、25度の本格焼酎も作っています。
このほか、牛や羊が群れをなす十勝種畜牧場をはじめ、太古の植物が地熱によって温められ、発酵熱をもって噴き出した、日本でただひとつのモール温泉・十勝川温泉、直径18㍍の「ハナック」の愛称を持つ、大きな花時計、十勝川で行われる、千代田堰堤のサケ漁など、訪れる人々を楽しませています。
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