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遠軽町・瞰望岩(がんぼういわ)です。
遠軽町観光貸切送迎タクシー・ジャンボタクシー、北海道札幌小樽観光貸切個人タクシー高橋の遠軽町・瞰望岩(がんぼういわ)観光案内です。
瞰望岩(がんぼういわ)
遠軽町のシンボル瞰望岩(がんぼういわ)は、市街地にそびえる高さ75mの大きな岩で、アイヌの人たちが神まつる場所として大切にしていたところであり、北見アイヌと十勝アイヌの古戦場だったとも伝えられております。
現在は、野球場、陸上競技場、遊戯施設などの集まる遠軽公園の中心として、町民の憩いの場となっております。
ハッカの話
このあたり北見地方は、かつて『ハッカの北見』として、世界市場にも名を知られたところです。
雨の少ない気候で栽培に適し、かさばらないハッカ油にして運ぶので遠距離もデメリットにならない、という好条件が重なって、北見地方の栽培は明治30年代から盛んになりました。
神戸や横浜の商人が買いにくるようになり、もうけの多い作物とわかると、ハッカ畑はどんどん増え始めました。
関東大震災で横浜の倉庫のハッカが焼けて相場が暴騰するという出来事もハッカ・ブームをさらに刺激し、たちまちハッカ成金が続出しました。
大正初期の北見の町にはそのハッカ成金が出入りする料亭が40もあったそうです。
大金を手にした農家が札束を畳の下に敷いて隠したとか、ストーブに隠したのを知らない家族が火をつけて燃やしてしまったという話も残っています。
昭和10年代には北海道全体で2万haのハッカ畑があり、世界生産量の7割を占めるほどでした。
しかし、戦争で需要が急に減ってしまい、戦後は皮肉なことに、ブラジルの日本人移民が作る安いハッカ油に押されて、ハッカ・ブームははかなく去ってしまいました。
現在では滝の上町や遠軽町でわずかに栽培されていますが、最近ハーブへの人気とともにハッカへの期待も高まっているようです。
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