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サーモンパーク【標津町】
北海道標津郡標津町北1条西6丁目に有る、サーモンパーク標津とサーモン科学館へ行って来ました。
標津川のほとりには、頭のうえに、赤いイクラをのせたような白い塔のあるサーモン科学館を中心にした、サーモンパークがあります。
寛永年間(1600年代)からサケによってひらかれ、いまでは、単位漁業協同組合として、日本一の水揚げを誇る、標津町にふさわしい施設です。
8.5haの敷地内には、世界のサケ科の魚を20数種類集めた水族館のあるサーモン科学館、サケのお料理の揃ったレストランなどがあります。
なかでも、見どころは、標津川に仕掛けられた魚止め(ウライ)でのサケの捕獲のようすや、産卵池、飼育ゾーンで、生きたままのサケの姿を観察できることです。
とくに、9月上旬から10月上旬に標津川をさかのぼり、魚止めに押し寄せるサケの大群の姿は、すばらしさをこえて感動的です。
標津湿原
標津川周辺の湿原地帯は、日本で最も東にあり、しかもスケールの大きな『高層湿原』ということから、国の天然記念物に指定されています。(昭和54年指定)
高層湿原というのは、寒い地域において、植物(ミズコケなど)の枯れたものが積み重なって泥炭化し、厚みを増して水面に顔を出しているもので、尾瀬沼なども、よく知られています。
面積は、およそ150ha、ミズコケをはじめ、コケモモ・チシマウスバスミレなど、80種以上の湿原植物が、自然のまま残されております。
標津遺跡群
標津町には、もうひとつ国指定の史跡(昭和54年指定)があります。
ポー川の流域で発見された、たくさんの竪穴住居跡やチャシ跡です。
800年前(縄文時代)から700年前(擦文時代)にわたる先住民の住居跡で、穴の数はおよそ3000今後の調査次第によってはこの2~3倍になるだろうと、考えられております。
※竪穴の大きさは、一辺が1m半から20m、深さは2m以上のものもあります。
しかも、地上から見てすぐ住居跡とわかるなど、ほかで考えられない状態で残っており、もちろん、これだけ大規模というのも珍しいそうです。
(竪穴は800haにわたって点在していますが、史跡に指定されている部分は、『古道遺跡』『伊茶仁カリカリウス遺跡』『三本木遺跡』のおよそ400haです。)
ポー川史跡自然公園
ポー川史跡自然公園は、ご紹介した『標津湿原』と、竪穴住居跡などの『標津遺跡』を含む、450haの広大な公園です。
ピラミッド型の建物には、竪穴住居をモデルにした資料館で、むかしの農家・学校・漁業番屋などがそのまわりを取り囲んでいます。
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