北海道旭川~美瑛~富良野観光貸切タクシー高橋の美瑛町『ぜるぶの丘』観光案内です。


美瑛町ぜるぶの丘
丘陵地一面に花咲く丘が続いております。
ここはよく旅行雑誌などで見かけます「ぜるぶの丘」です。
春から秋まで次々とその季節を彩る花が、丘陵地の丘一面に咲く風景は絶景です。
国道237号が花人街道と呼ばれる様に、旭川方面から美瑛町の区域に入って来ますと、一番に観光客の目を楽しませてくれるお花畑です。
ぜるぶの丘の面積は約2haで、3000本のラベンダーをはじめ、ポピー、ひまわり、コスモスなど、その季節その季節の主役が花を咲かせ、爽やかな香りが風に乗って道行く人たちを楽しませてくれます。
「ぜるぶ」とは?いくら国語辞典を引いても出ていません。
実はここだけの造語なのです。
訳しますと「ぜ」とは風の「ぜ」、「る」とは「香る」の「る」、「ぶ」とは、「遊ぶ」の「ぶ」、これを合わせて「ぜるぶ」としました。
ここは観光客の情報発信を目的に、平成元年に開設しました。
また、訪れる観光客の便宜をはかって、特産品、農産物、ドライフラワーなどの直売もおこなっております。
また、少し高台に亜斗夢の丘と呼ばれる、憩いの場所が新たにできました。
冬期間、雪原で楽しんでいただこうと、スノーモービルなどが用意され、美瑛町を訪れた人々に冬ならではの過ごし方を、体験させてくれる場所なのです。
亜斗夢は経営にあたっている美瑛町のアトム農機から名をとったようです。


美瑛の伝説
アイヌメノコ・セトナは美しい娘でした。
アンジ(黒燿石)のような瞳、ホクラ(山芍薬)の花びらのような唇、腰までもあるマス(黒髪)、全ての男性を魅了するほどの美しさでした。セトナにはマニぺという美少年の恋人がおり、いつかはフトマン(夫婦)なろうと誓っていました。
ところがよこしまな心を持つシャモの六蔵はマニぺを騙し、猛毒トリカブトの入ったゴッぺ(どぶろく)を飲ませて殺してしまったのです。
凶変を知ったセトナは恋人マニぺの名を呼んでピイェ(原野)をさまよい続けました。
この姿を憐れんだカムイ(神様)は、マニぺの苦しむ姿を現して、セトナに見せてくれました。
狂喜したセトナは雪に埋る足ももどかしく、駆け寄ってマニぺの体に寄り添う事が出来ました。
雪が消えて野山に春が訪れた頃、コタン(集落)のウタリ(人々、仲間)が沢地に見た・・・、寄り添うように水辺に咲く白い水芭蕉の花でした。
今まで見た事のない美しい花が、寄り添って咲いていました。



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