旭川~美瑛~富良野観光貸切タクシー高橋の白金温泉『白ひげの滝』観光案内です。


北海道上川郡美瑛町白金温泉郷に有る、白ひげの滝です。
標高600m、落差30m、滝幅40m潜流瀑です。
国内有数の地下水から湧き出る水が、勢いよく白金小函の渓流に流れ落ち、コバルトブルーの澄んだ川が水しぶきを上げ、真っ白な雪とのコントラストが最高でーす。
上流では、イワナ釣りが楽しめる所です。

此方はブルーリバーです。

大雪山国立公園・白金温泉です。
白金温泉にはホテル(5軒)をはじめ、民宿、ヒュッテ、国立青年の家があります。
そもそも大正の初め、十勝岳中腹の望岳台付近に「丸谷温泉」が経営されており、湯治客や登山客が利用しておりました。
それと共に、現在の白金温泉の付近にも「畠山温泉」があり、冷泉を温めて営業していたようです。
しかし、大正15年の十勝岳の大爆発の際、2つの温泉とも泥流にのまれ、跡形もありませんでした。
白金温泉はこの十勝岳大爆発の時、発生した泥流が堆積した所に作られた温泉場で、開湯は昭和25年8月のことでした。
この温泉はボーリングによって発見されたものです。
ボーリングが始まったのは昭和25年1月からで、この年の8月8日に深度399mに達した時、48度の温泉が高さ10mまで噴出し、「関係者一同が唖然とした」と、当時を語っています。
この知らせをうけ、現地に駆け付けた当時の町長・鴻上覚一氏は、温泉を掘り当てるまでの苦労を思い返し、「この温泉は地下から掘り出したプラチナ(白金)の価値がある」と感想を述べられた事から、掘り当てた温泉に「白金温泉」と命名したのです。
泉質はマグネシウム、カルシウム系の硫酸塩泉、塩化物、炭酸水素塩泉、含鉄泉などの複合泉で、神経痛、筋肉痛、痔病、慢性消化器病、慢性皮膚病などに効きます。
白金温泉は最初の10年間は町営旅館だけでしたが、昭和35年に民営旅館「ホテル十勝岳」が進出、営業を始めました。
以来、戦後の第一号のレジャーブーム到来だった事もあって、次々と宿泊施設が建設されました。
昭和41年10月、国立青年の家が開設されました。
現在全国に13ヵ所ありますが、ここは第4番目のもので、スキー、登山、ハイキングなどのコースが完備されており、大変利用者の多い青年の家として人気が高い様です。
ここも「グリコ」のCMで、小林綾子さんと、真田広之さんのお二人が来て、ロケをしたようです。
以来、近くの天人峡温泉、十勝岳温泉、旭岳温泉と共に、表大雪の代表的な温泉場として全国に知られるようになりました。

十勝岳
正面の山は十勝岳連峰です。
主峰の十勝岳は標高2077m、コニーデ型の活火山で、山頂の西側(富良野側)何回もの爆発で出来た火口があり、その一部から白煙をあげています。(安政火口、大正火口、昭和火口、昭和37年火口など。)
とくに、大正15年と昭和37年の大爆発でたくさんの犠牲者をだし、噴煙は1万3000mの上空に達し、東北海道一帯に火山灰を降らせました。
昔は恐れられていた十勝岳も、今では大雪山とともに登山者の多い山になっております。
すそ野が広く、中腹以上は樹木もなく、雪質もすぐれていることから、北海道の山岳スキー場としても、ニセコ連峰とともに有名です。
また、この十勝岳の900mの地点は望岳台となっていて、十勝岳連峰を手に取る様に、眺められます。女性やお子さんでも気軽に登山気分を楽しむ事が出来ます。
そして、望岳台から登山道を通って十勝岳温泉へ行く途中には、九条武子の歌碑があります。
「たまゆらに 煙おさめて 静かなる
山にければ 見るにしたしも」
大正15年、彼女が白金温泉に遊んだときに詠んだ歌です。
九条武子は、佐々木信綱の門下生ですが、「名門の出」で、明治から大正にかけて「深窓の佳人」(身分が高く、けがれを知らぬ美人)とうたわれ、当時の日本女性のあこがれの的となった人です。
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