北海道観光貸切個人チャータージャンボタクシー高橋の増毛町『國稀酒造』観光案内です。

國稀酒造株式会社

北緯44度にある日本最北の酒蔵であり、北海道で最も古い造り酒屋として、最近話題を呼んでいるのが國稀酒造で、ここ数年前からブームとなり、見学者が絶えません。

國稀酒造は初代・本間泰蔵が起こした酒蔵で、新潟県佐渡出身の泰蔵は、佐渡の親戚に酒屋がいた事で、それなりの知識を持っていました。

当時、日本酒の多くは本州から取り寄せており、決して移入酒は安いものではありませんでした。

そこで何とかこの増毛でお酒を造りたいと、自家醸造を思い立ちました。

水は暑寒別岳の豊富な伏流水に恵まれ、現在もその湧水を利用して酒造りを続けています。

(北前船は必ず増毛の地で水を補給し、航海に備えた)

創業から20年間は、旧本店敷地内の醸造蔵で酒造りが行われていました。

その後、ニシンの豊漁による好景気が続き、お酒の需要が高まり、それまでの設備では量産出来ないと、明治35年以来、現在地に地元産(雄冬の日方泊付近)の軟石を使った酒蔵を建設し、丸一本間合名会社酒造部として酒造りを続けてきました。

(ニシン漁全盛の明治末頃、増毛に7軒の酒造会社があった)

それから丁度100年目の平成13年に、現在の社名・國稀酒造株式会社と改めました。

ところで國稀の名前の由来はと言いますと、明治天皇の後を追って自決した乃木希典(のぎまれすけ)元陸軍大将の名前に因んでいます。

実際に東京で乃木希典に対面しており、増毛に戻るや、希典の希では余りにも勿体ないと、のぎへんを付けて國に稀な良いお酒・國稀と名付けました。

原料の米は佐賀、広島、兵庫、長野、秋田など、全国から酒造好適米を取り寄せ、北海道米・きらら397、ゆきひかり、増毛町産の吟風(ぎんぷう)なども使い、16種類のお酒を製造、新たな酒造りに挑戦しています。

そして明治33年から昭和18年頃まで國稀では焼酎を手掛けていました。

その後、永い間、途絶えていた國稀の焼酎を半世紀ぶりに復活させたのが初代・泰蔵の名をかぶせた本格粕取り焼酎・泰蔵です。

は~い 私も1本購入しました。美味しい😋(^_^)vよ!!

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