北海道観光貸切個人タクシー高橋の黒田清隆とホーレスケプロンの像です。

黒田清隆・ホーレスケプロンの像

大通公園の中央に二つの像が並んでいます。

北海道開拓の先駆者、黒田清隆とホーレスケプロンの像です。

明治4年、開拓次官(後の三代目長官)の黒田清隆は、薩摩、今の鹿児島県出身で北海道を開拓するにあたって、アメリカの農務局長をしていた、ホーレスケプロンを、顧問として招くなど、「お雇い外国人」の知識や技術を大いに取り入れ、総合的な長期計画を立て、次々と開拓を推し進めました。

その偉業をたたえて建てられたものです。

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札幌の花・木・鳥

札幌市では人口50万人突破を記念して、昭和34年に、札幌を代表する花・木・鳥が定められました。

花がスズラン、木はライラック、鳥はカッコウです。

北国に初夏の訪れを伝えるスズラン、鈴に似た可愛らしい白い花をつけ、緑の葉かげにひっそりと咲く姿は、その甘い香りとともに多くのファンを持っています。

日本名で「君影荘」、英語では「リリー・オブ・ザ・バレー」谷間の姫百合と美しく、花言葉も「幸福が訪れる」「私は乙女の純潔を誇ります」など、可憐な花、清らかな花のイメージが強いようです。

有島武郎も「美しきもの皆もろし 鈴蘭のとく しおるるが 美しきかな」という歌をのこしています。

札幌の木・ライラックは、大通公園など市内におよそ8000本が植えられています。ライラックのことを、フランス語では「リラ」といいますが、歌人の吉井勇のよんだ

「家ごとに リラの花咲き 札幌の 人は楽しく 生きてあるらし」

の歌のとおり、札幌の街の何処にでも見かける身近なものです。

5月末から6月初旬にかけて、薄紫や白い小さな花が、かたまりを作って咲き、木というよりも、その花の姿のやさしさと、香りが人々に親しまれております。

「リラの花咲くころ」などの歌をはじめ、小説や詩にもしばしば登場しております。

カッコウのさえずりは、北海道の大自然にふさわしい、のびのびとした明るい歌声です。本州では高原でしか聞かれないそうですが、札幌では郊外の緑の間を飛び交う姿を見ることもあります。

むかしは、カッコウの鳴き声を聞いて、畑の種まきを始めたといわれ、初夏の訪れを告げる鳥です。

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