むかわ町観光貸切タクシー・チャータージャンボタクシー、北海道札幌小樽観光貸切チャーター個人タクシー高橋のむかわ町観光案内です。
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むかわ町の歴史は古く、今から800年ほど前、源頼朝に敗れた、奥州藤原氏の残党が住みついたと伝えられています。
本格的な開拓は、195年ほどむかしの寛政11年(1799年)、勇払に入った原半左衛門率いる、八王寺千人同心の人たちによって行われたのが始まりです。
現在は、稲作中心の町ですが、苫小牧東部工業基地(苫東基地)に隣接している関係もあって、いすゞ自動車が、北海道初の自動車総合テストコースを設けております。(現在は、独立した自動車試験場として新会社、(株)ワーカム北海道が運営しております。)
また、むかわではホッキ・ホタテなどの養殖漁業も盛んに行われております。
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ここむかわ町には、シシャモの登る川、鵡川が有ります。
河口は干潟(潮の引いた遠浅のところ)が大変発達していて、春と秋には、シギやチドリなど30種類を超える渡り鳥の中継地となるところです。
また、鵡川は、秋になると北海道名物の1つ、シシャモが群をつくってのぼることで知られ、そのスダレ干しは鵡川の風物詩になっております。
シシャモは漢字で『柳の葉の魚』と書きます。
伝説によりますと、大昔、天上の神様の国の庭園には、柳の木がたくさん植えられていましたが、その神聖な葉は、決して下界へ落ちることはありませんでした。
ところがある年の秋、この柳の葉が、何かのひょうしに下界のアイヌコタンに散ってしまいました。
驚いた神様は、その葉が、地上で朽ち果てるのをあわれみ、かわいい魚に姿を変えてしまいました。
これがシシャモだということです。
アイヌの人たちにとっては、この魚がのぼる、わずか3日~4日間で、1年分のたくわえをしたといいますから、本当に貴重な魚であったようで、頭を捨てただけで、長老にしかられたそうです。
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シシャモはワカサギ科の魚で、チカ・ワカサギ・キュウリウオの仲間ですが、世界でもめずらしく、日本では、北海道にしかいない魚です。
大正年間、太平洋岸の川は、時期になると川底が見えなくなるほどのぼったそうですが、獲りすぎたせいか、漁獲高は急激に減ってしまい、今では、ここ鵡川と、釧路付近で獲れるだけになってしまいました。(近年は、アイスランド、ロシア、カナダからの輸入ものも出回っていますが、味は多少落ちるようです。)
シシャモは、お腹に子の入っている生乾きの一夜干しが最高といわれ、その淡白な味に、根強いファンが多いようです。
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勇払原野は大部分が泥炭地で不毛の土地ですが、都会に住む人にとって、また、狭い日本にとっても、もったいない思いがいたします。
遠いむかしは、海の底だったところで、その後、海岸線が遠退いたり、土地が盛り上がったり、あるいは、火山活動によって陸地になったといわれております。
野鳥の楽園で知られるウトナイ湖や弁天沼などは、海が残して行った忘れ物です。
もっとも、この荒涼とした原野が、海水におおわれていた時代は、魚介類が豊富で、かなりの人たちが住みついていたようです。
これは、近くにある美々貝塚など、多くの遺跡から確認されています。
また、今でもハクチョウをはじめ、たくさんの鳥たちの棲み家になっていますし、初夏になると、ハスカップ・エゾイソツツジ・エゾノコリンゴなどが白い花を咲かせ、単調なながめに彩りを添えています。
しかし、長い間、拒みつづけて来た自然も、最近、少しずつ変化して参りました。
湿原が草原に、草原が農地や住宅地に姿を変え、そして今また、1万haに及ぶ広大な工業地帯へと移り変わりを見せております。
人と自然の闘いの場所、それがこの勇払原野です。
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