三本杉岩です。【せたな町】

北海道観光貸切チャーター個人タクシー高橋のせたな町『三本杉岩』です。

せたな町に有る、瀬棚町三本杉岩です。

右に一本少し離れて左に二本、合わせて三本杉岩です。

瀬棚小唄でも「ぬしは瀬棚の三本杉よ　二本離れてわしゃ一人」と歌われています。

高さ３０ｍあまり、黒灰岩の安山岩ですが、岩の上に、イワマツなどが生えていますので、まるで三本の杉の大木が、波間に立っているように見えます。

せたな町、その昔アイヌの人達の楽園であったところですが、松前藩時代になって、瀬多内場所と呼ばれる漁場が設けられました。

そして、およそ１７０年ほど前の文政年間（１８１８～１８３０）、このあたりの山林の伐採が許されるようになると、和人も増えだしました。

現在は、イカ・サンマ・カレイなどの漁業が中心の街で、ローソク岩を利用した瀬棚港は、この地方の物資の物流港として、また、奥尻島との連絡港として、重要な位置を占めています。

狩場茂津多道立自然公園

狩場山、そして、その裾野の海岸線が形づくる「狩場茂津多道立自然公園」

狩場の山並みから海に流れ込む清流は、いたるところに美しい滝や、深い渓谷をつくっていますが、中でも、７０ｍの高さから流れ落ちる賀老の滝はその代表的なものです。

また、断崖せまる海岸には、瀬棚の３本杉岩や、茂津多岬のカブト岩・女郎子岩、伝説の弁慶岬などの名勝がつづき、手つかずの大自然の景観が、この公園の魅力になっています。