世界遺産知床観光貸切チャーター個人タクシー高橋の知床半島『オジロワシ・オオワシ』観光案内です。

オジロワシ・オオワシ

スマホのカメラで解りにくいかも知れませんが、松の木に止まっている、大きな鳥は天然記念物のオジロワシです。

このオジロワシは恐らく何らかの理由で、サハリンやカムチャッカへは渡らずに、ここ知床羅臼に住み着いた物と思われます。

知床半島に霧の降る10月末ころは、オジロワシやオオワシがサハリン(昔の樺太)やカムチャッカから渡って来ます。

オジロワシ・オオワシは、ともに日本では最大のワシで、オジロワシの方がちょっと小型ですが、それでも翼を広げると2m半ほどになります。

以前は、この辺りにもオジロワシの巣があったそうですが、車や人が入るにつれて次第に奥へ奥へと逃れ、知床半島の奥の方に巣を作っているそうです。

魚や鳥、小動物などを獲って食べ、ときには小さなアザラシを襲うこともあります。

真冬、強烈なブリザードが知床をつつむころ、巨大なオジロワシやオオワシが、白い流氷の上に翼を休めている姿は、孤独な王者を思わせ、オホーツクの果てに落ちて行く真赤な夕陽に、よく似合うようです。

宇登呂なる トドロが浜の 尾白鷲

     見果てぬ夢を 赤き夕映え

作家の壇一雄さんが詠んだ歌です。

なお、オジロワシ・オオワシはともに昭和45年、天然記念物の指定を受けて、大切に保護されています。

※(オジロワシとオオワシの見分け方は、飛んでいるときの白い尾羽に注意すれば良いそうです。オジロワシは尾の先が直線・・・△。オオワシは菱形・・・◇です。)

知床の四季

知床は「日本最後の秘境」といわれるだけに、雄大な自然が原始のままの姿で残っています。

そして、その自然が季節の変化を敏感に感じ取り、あざやかに映し出してくれるのです。

一年のうち半分以上が雪に覆われる知床では、春を待ちかねた植物がいっせいに咲きはじめ、山では高山植物あちこちでお花畑を作り、その可憐な美しさを競います。

夏は、豊かな原生林の、深い緑と海の青さが目に染みる季節で、水も空気も澄み渡り、陽の光がやさしく包み込んでくれます。

コンブ干しの風景が見られるのもこのころです。

羅臼岳の山頂付近が紅く色付き始めると、もう知床は秋の気配が漂います。

樹海を縫うように走る、知床横断道路は、ひと足早い紅葉のメッカ、赤・黄・緑など、色とりどり、の装いをからします。

そして秋は足早に過ぎて行き、やがて、オホーツクの海は流氷におおわれ、きびしい冬を迎えます。

この季節に姿を見せるのが、オオワシ・オジロワシ・そしてオホーツク海の愛敬者アザラシたちです。

知床は大自然のきびしさ、素晴らしさ、人々の暖かさを教えてくれるはずです。

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