積丹町大字美国町字船間1979-2に有る、積丹半島観光船『ニューしゃこたん号』観光案内です。

積丹半島観光船ニューしゃこたん号

宝島とグラスボート

宝島は安政の頃は大黒島と言われていた島です。

この島周辺は昔から魚の宝庫で、特に美国のニシンの千石場所として漁師にとっては宝の島そのものでした。

その上、漁師の嫌う北東の風が吹くと、あの宝島が風を防ぎ防波堤の役目を果たし、美国の港に出入りする船舶の安全を守ってくれる事から『宝島』と名付けたものと思われます。

現在でも好釣場として釣りマニアに親しまれております。

また、美国港から出る海底探勝船「グラスボート」『ニューしゃこたん号』(昭和46年6月初就航)に乗りますと、美国港~宝島~キト浜周遊~美国港で約40分程の船旅を楽しんで頂けます。

あの宝島周辺は海中公園にも近く、船底からは澄み切った海中を通して、魚や海藻の生態を観察したり、海底を探検する事が出来るのです。

積丹町にとっては今も宝島は観光の目玉であり『宝の島』なのです。

(海中公園第一号はビヤノ岬とタテ岩を結んだ線の内側9・5haの海域を言う)

ニューしゃこたん号航路:美国港~宝島~キト浜周遊~美国港 所要時間約40分 定員78名(19t)

運行時間:8:30~16:30 不定期 ※月により変更あり(要問合せ)

運行期間:4月下旬~10月下旬の毎日(悪天候欠航・要問合せ)

料金:大人1名¥1900・小人1名¥950(団体割引他要問合せ)

問合せ 『積丹観光復興公社』 積丹町大字美国町字船間1979-2

TEL (0135)44-2455 FAX (0135)44-2460

積丹町の歴史

行政の中心である旧美国町は昭和31年9月、近隣の入舸村と余別村が合併して積丹町を名乗る様になりました。

この町の町章を見ますと三羽のカモメで描かれており、美国・入舸・余別が一つの町に統合された事を表しております。

積丹とはアイヌ語で「シャクコタン」夏の村・集落の事です。その言葉の通り今から4千年ほど前、縄文人そして後にはアイヌ人がこの辺りの海岸線に、夏の集落を作り居住した事からこの地名が生まれた様です。

この町に和人の歴史が始まったのは今から350年前の慶長年間で松前藩の領地となり、宝永3年(1706年)には美国場所と積丹場所の両場所が設けられました。

美国場所(現在の美国)は松前藩・近藤家が、積丹場所(現在の日司)は松前藩・藤倉家が代々知行主で、漁場所はもともと、知行主に代わって場所請負人が治めていました。

中でも積丹場所請負人、岩田金蔵は安永5年(1775年)から明治まで、長期に亘って代々場所請負人を務めてきた方で、後には美国場所も治める様になりました。

明治に入って請負制度は廃止され明治35年には美国町となり、39年には余別・入舸に村制が施行されるなど、早い内から多くの人々が日本海に面した積丹の漁場に定住していた事が伺われます。特に明治から大正時代にかけてニシン漁場として栄えた所で、鰊が群来る時、海面は銀色に染まり、ニシンを追ってやって来る大勢の「ヤン衆」達で漁場は一層活気づいたともうします。

ヤン衆達がニシン漁場で作業歌としたのがあの有名な「ソーラン節」で、北海道を代表する民謡として今も歌い継がれております。「ソーラン節の発祥の地は我が町」と名乗り出ているのが、隣り町の余市町と積丹町の両町で、本家争いとまでは至っておりませんが、それぞれ、記念碑を建てて地盤固めをしているようです。

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