北海道祝津にしん御殿 小樽貴賓館・旧青山別邸へ行って来ました。『小樽個人Sightseeing TAXI高橋』

小樽市祝津に有る、小樽旧青山別邸

青山家は明治・大正を通じ、ニシン漁で巨万の富を築き上げました。その三代目娘、政恵が十七歳の時、酒田市にある本間邸に魅せられて大正6年から6年半余りの歳月をかけ建てた別荘が小樽旧青山別邸です。

平成22年、国より登録有形文化財に指定されました。

約1500坪の敷地内に木造2階建てで建坪は190坪。

家屋の中は6畳~15畳の部屋が18室、それぞれに趣が異なり、金に糸目をつけず建てられた豪邸です。

祝津には、ニシンの全盛期をしのばせる建物が、いくつか残っておりますが、青山家別邸は、その中でも代表的なものの1つです。

カワラ屋根の豪壮な建物で、外観のいたるところに木彫りがほどこされ、内部も「北の美術豪邸」と呼ばれるにふさわしい、すばらしいつくりになっております。

なお、青山家は、安政6(1859)年からの網元ですが、最盛期のころには、漁場の数10、漁船百数十、漁夫300人をかかえていたそうです。

ヤン衆たち

3月末、産卵のためニシンの大群が浜へ押し寄せます。

これを群来というのですが、このニシンを待ち受けて、沖合に建網が張られます。

網1カ統について20人~30人の漁夫を要したと言われています。

明治20年代、小樽の建網は約200カ統だったので、漁夫の数も5000人を超えただろうとおもわれます。

これらの漁夫は、各漁業者雇付の船頭(青森、岩手、秋田地方の人が多かった)に伴ってやって来た人が大半で、いわゆる「ヤン衆」(雇い衆、やんちゃな者などが語源とされていますが、定説は有りません。)と呼ばれる人々です。

2月頃きて、準備作業をし、漁期が終わって後始末が済んだ6月頃、帰郷するのが普通でした。

給金は階級によって差がありますが、格の高い船頭で一漁期につき50円、平雇では20円というのが相場だったそうです。

このほか「九一」の制度があって水揚げの1割が漁夫に配分される制度もありました。

漁の多宴や魚価によるから、この分配金もバカにならないのです。

旅費、食事は雇い主持ちだから、給金や分配金はそっくり残る勘定になります。

なにしろ盛り蕎麦1杯が1銭(明治19年の小学校教諭の初任給は5円)という物価の時代だから、出稼ぎとしては結構な金額だったといえます。

鬼瓦とは、屋根の棟の端に用いられる飾り瓦の総称で、その形は、蓮華紋文や鬼面のほか、家紋や植物など様々です。

この鬼瓦は、当別郡の創建時に葺かれたものですが、中には「水」の文字の入った瓦もあり、火災防止の祈願を込めていたのかも知れません。

此方は石狩挽歌記念碑です。

は~い 小樽にお越しの際は、是非一度立ち寄って下さい。(^_^)v

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