北海道観光個人タクシー高橋の富良野・美瑛パッチワークの路『ケンとメリーのポプラの木』です。

ケンとメリーの木

昭和47年に日産自動車のCMで「愛のスカイライン~」を歌ったケンとメリーの名前をとって「ケンとメリーの木」と町役場が名付けました。地元では「ケンメリの木」と略して呼んでいます。

(大久保さんのお店の庭に、当時の車「スカイラインケンメリ」が置いてあります。ここのバター付きのゆでジャガイモ、美味しいですよ!!)

この木はポプラの木で、この辺りの土地の所有者・大久保さんのおじいちゃんが、大正12年、隣りの農場との境界として植えたのだそうです。ポプラはもともと北海道の木ではありませんので、四国徳島から北海道に開墾に入った大久保さんには大変珍しい木だったようです。成長して現在のケンとメリーの木になりました。大久保のおじいちゃんも草場の陰で、「わしの植えた木がここまで有名になるとは、わしも鼻高々じゃ!」なんて言っているのでは?

現在、農地を30ha所有しており、ペンション・ケンとメリーと売店の経営もしております。

ポプラ

正しくは、クロポプラといい、原産国のヨーロッパからアメリカに渡り、明治の中ころ、日本に入って来ました。

背の高い木で、ところによっては、40mになるものもあるそうです。

このポプラは15m位でしょうか?

ポプラは、ギリシャ神話にいくつか登場して参ります。

では、ポプラの枝がなぜ天に向かって伸びているか・・・そのお話をご紹介致しましょう。

むかし、むかし、ポプラの枝が、横に伸びていたころのお話です。

森の木々が眠りについた夜更け、1人の老人が、ポプラの枝にソーッと、丸くて重い物を隠して行きました。

それは、女神のアイリスが大切にしていた金のツボでした。

翌朝、神殿では上を下への大騒ぎ、なくなった金のツボを、手をつくして捜しまわり、森の木たちにも聞いてみましたが、だれもツボのありかを知りません。

そこで、天空の神ゼウスが、すべての木に向かって、「枝を高くあげろ」と命じました。

何も知らないポプラも、みんなと一緒に枝をさしあげました。

するとどうでしょう、あれほど捜していた金のツボが、ころがり落ちてきたのです。

それからというもの、ポプラはいつも枝を天に向けて、疑われないようにしているということです。

ところで、クロポプラには、オスの木とメスの木があり、メスの木の大部分は枝を横にも広げています。

ですから、草ぼうきを立てたような姿のポプラは、オスの木と考えてもよさそうです。

ポプラは、さし木などで、簡単に増やすことができ、しかも成長が早い木ですので、いろいろな品種改良が行われております。

神話に出て来るほどの古い木ですが、次から次へと改良され、新しい品種が生まれて、放っておくと混乱をきたすありさまです。

そのため、国際ポプラ委員会という組織がつくられていて、ここで、新しい品種を認めなければ、ポプラの仲間には、入れないようになっています。

日本で見られる代表的な品種は、イタリアポプラ・セイヨウハコヤナギなどどと呼ばれる改良ポプラです。

1年に3mも伸びることもあり、15年位で、立派な樹木に成長します。

あまり役に立たないクロポプラとちがい、合板やパルプ材として、またマッチの軸などにも利用されています。

北海道観光ジャンボタクシーの

ご予約・ご相談はこちら

お電話でのご予約・ご相談はこちら

TEL/FAX (0134)25-0204

関連おすすめコース

  • 新日本海フェリー 新潟発小樽港着・札幌~旭山動物園~美瑛 富良野~小樽港

    新日本海フェリー 新潟発小樽港着・札幌~旭山動物園~美瑛 富良野~小樽港

    • 絶景
    • 富良野
  • 新日本海フェリー 新潟港発小樽港~トマム幾寅~麓郷・富良野・美瑛~小樽港

    新日本海フェリー 新潟港発小樽港~トマム幾寅~麓郷・富良野・美瑛~小樽港

    • 絶景
    • トマム
  • 北海道富良野ルート 7時間観光プラン ラベンダー パッチワークの丘TAXIコース

    北海道富良野ルート 7時間観光プラン ラベンダー パッチワークの丘TAXIコース

    • 絶景
    • 富良野
  • 北海道道央観光プラン 日帰り Aコース・Bコース・2日間 Aルート・Bルート

    北海道道央観光プラン 日帰り Aコース・Bコース・2日間 Aルート・Bルート

    • 体験
    • キロロ