『網走市』網走刑務所です。

網走刑務所

赤レンガの塀に囲まれた建物は、本物の網走刑務所です。

むかしは「網走監獄」、今は「網走番外地」として、その名が知られているようです。

只今では、3階建て集中暖房付きの鉄筋ビルに変わっておりますが、アーチ型の赤レンガの正門と、高さ4m65㎝、地下1m80㎝のレンガ塀はむかしのままです。

明治23年、釧路集治監網走外役所として造られ、約1200人の囚人が、道路や鉄道建設、鉱山の採掘など、過酷な労働にかりだされ、北海道開拓のいしづえとなりました。

五寸釘の寅吉こと西川寅吉や、脱獄王といわれた白鳥由栄などのほか、いわゆる政治犯といわれる人達も投獄されました。

人里はなれ、寒さも厳しく、網走川に行く手をはばまれ、しかも、重労働の毎日が「恐ろしい網走監獄」というイメージをつくりあげたわけですが、現在は、懲役8年以下の、短期受刑者に限られ、刑務所での生活も改善されているそうです。

この刑務所の所有面積は、1700ha、この中に農園、果樹園、山林を持ち、豚や牛を飼い、野菜から肉にいたるまで自給自足している日本一の農園刑務所です。

また、刑務所内で受刑者がつくった家具・洋服・皮製品・木工品などが、年に一度展示即売されます。

網走観光土産の一つ、ニポポ人形も受刑者の手で作られています。ここで、網走刑務所で服役していた人の詩をご紹介しましょう。

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網走は寒いですよ。

雪が降りますよ。

でも、緑は美しく、畑は黒く、牛がないて、人々はやはりあたたかい。

母さんと、兄の車で私は帰ります。

さようならを、胸に残さず私はいってから、網走にも、さようならをいいます。(ある受刑者の詩より抜粋)

CIMG1304

レンガ塀、刑務所の周りを囲むレンガ塀は、大正8年から大正13年にかけて造られたもので、高さ4m65㎝、地下1m80㎝、周囲1086mございます。

受刑者がレンガを焼き150万枚を、ここに一枚一枚積み重ね築いたものでございます。

当時のお金で3万円、今のお金で約2億円のお金をかけて造られました。(網走湖の砂と裏山の粘土を使う)

当時、この赤レンガ塀が作られてから地元では「赤門大学・赤門山荘」と呼んだこともあったようでございます。

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