清水町十勝平野観光貸切送迎タクシー・ジャンボタクシー、北海道札幌小樽観光個人タクシー高橋の清水町十勝平野『美蔓展望台』です。

美蔓パノラマパーク展望台

日高山脈と十勝平野が一望出来る、展望台です。

日高山脈は、標高2052mの日高幌尻岳を主峰として1000m以上の山々がつななり、北は新日本八景の1つ狩勝峠(644m)から、南は太平洋の怒涛逆巻く襟裳岬まで、延々130㎞にわたって続いております。

むかし、アイヌの人たちは「あの山のむこうはカムイも住まない土地だ」といったそうですが、切りたった峰は、人を寄せ付けなかったのでしょう。

写真の山並みが日高山脈です。

日高山脈を横断する日勝道路・日勝峠

日勝峠は標高1023m、登るにつれ十勝平野が大きく広がり、その眺望のすばらしさは、狩勝峠にも劣らないといわれています。

カラマツ

広い畑を区切る様に、カラマツの林が並んでいます。

この十勝平野は、火山灰におおわれているところで、強い風が吹くと、せっかくまいた作物の種を飛ばしたり、新芽を痛めるなど、いろいろな被害をあたえます。

そこで、この風から作物を守るために植えられたのが、カラマツの防風林です。

風をさえぎる範囲は、木の高さの11倍半にも及び、土地の温度を高め、霜を防ぐ効果もあるそうです。

カラマツは、北海道の造林の半分を占めているといわれるほど、いたるところで見られる木です。

成長が早く、エゾマツやトドマツが伐採まで60年もかかるのに、カラマツは30年~40年くらいですみ、湿気に強いところから、建築材、家具材、パルプなど幅広く利用されています。

また、カラマツの葉は秋も終わりになりますと、黄色に色づき、やがて落ちてしまうので、「落ちる松の葉」と書いて『落葉松』とも呼ばれております。

   からまつの林をすぎて

   からまつをしみじみと見き

   からまつは淋しかりけり

   旅ゆくは淋しかりけり

北原白秋のうたった詩の一節です。

十勝川
十勝川は、大雪山系の十勝岳を流れでて延長156㎞、十勝の沃野をうるおし、太平洋にそそぐ、北海道で3番目の長い川です。

しかも、この川は、支流の多いことでも知られ、その数は実に1180本あまり、その流域面積(8400ha)も、東京・神奈川、埼玉を合わせたほどの広さ(8368ha)を持っています。

明治16年、帯広をめざして、十勝川をさかのぼった晩成社一行をさきがけとして、奥地に向かう開拓者も増え、物資を積んだ川船も、頻繁に行きかうなど、十勝開拓の大動脈として、重要な役割をはたしてまいりました。

しかし、明治も後半に入り、釧路と帯広の間に鉄道が開通すると、この川の交通路としての役目も終わり、あとは、洪水をおこす「暴れ川」という悪名だけが残されました。

その「暴れ川」の汚名が消えたのは、昭和47年、治水工事をはじめてから(大正12年)実に半世紀ぶりのことです。

現在は、流域の農耕地帯をうるおし、糠平をはじめとして、たくさんの発電所もつくられ、全国的にも、サケの上る川として知られるようになって、文字どおり「十勝の母なる川」になっております。

十勝蕎麦

この辺り、清水町や鹿追町、新得町など西十勝地方は、古くからお蕎麦の産地として知られております。

蕎麦は日中と夜間の温度差や、夜露に当たりながら乾燥することによって風味がつきます。

この条件にピッタリの十勝蕎麦は、風味も香りも一級品ということで、収穫期には本州の業者が、そば粉の買い付けにやって来ます。

(また、町内でとれたそば粉うを、町内でも製品化しております。「北海道のそば処で、本物のそばを」、というわけで、それぞれの町の名前をつけて売り出しており、人気も上々のようです。機会がありましたら、十勝のそばの香りと、甘味を是非ご賞味下さい。)

十勝の農作物

ここ十勝平野は豊かな畑作地帯が広がっております。

かつてこの十勝地方は、豆の十勝として名を馳せ、赤いダイヤと呼ばれる小豆相場の舞台となったところでした。

現在の十勝地方の主な農作物を順にあげますと、第1位は牛乳、つぎにビート、ジャガイモ、麦、野菜と続き、豆はなんと第6位だということです。

しかし、順位はかわっても品質が良いことにかわりはなく、これに、最近の自然食ブームも手伝って、秋の採り入れシーズンには、十勝地方の大豆や小豆を求めて、本州からたくさんの業者が集まって来るようです。

それでは、十勝地方をイメージする作物を2,3ご紹介いたします。

小豆

小豆は赤いダイヤとして有名で、ご存知のように和菓子のアンや、お赤飯などに使われ、むかしから、小豆の煮汁をを飲むと心臓病によいといわれて、大切な豆とされてきました。

しかし、冷害に弱く、とれるときと、とれないときの差が極端なため、価格が安定せず、悲劇の豆という呼び名さえあります。

それでも、かつては豆大尽を夢みる農家が、あとをたたなかったのですが、リスクが大きいことから、ほかの作物に押されてしまったようです。

大豆

大豆はタンパク質やビタミンが豊富で、畑の牛肉といわれています。

動脈硬化や高血圧の予防、太りすぎや長寿に欠かせないもので、むかしからミソ・ショウユ、とうふ・なっとうなど、お米のつぎに大切な食べ物でした。

また、大豆の若いのが枝豆で、ビールのおつまみに最適です。

蕎麦

お蕎麦といえば、むかしから信州信濃といわれていますが、最近ではすっかり作付け面積が少なくなったようで、今では、北海道の蕎麦が頼りにされているようです。

寒暖の差の大きい北海道の気候が、お蕎麦の甘味と粘りを生むそうで、とくに、十勝地方の鹿追や新得、清水などが、産地として知られています。

日本の味といわれるお蕎麦の風味は、香り・コシ・甘味といわれ、新しいほど美味しいお蕎麦が出来るということですが、北海道の新そばは、11月から4月ころまでが最高だといわれております。

サイロ

豊かに広がる十勝平野、ノンビリと草を喰む牛の群れ、北海道らしい風景が似合う十勝平野です。

緑の草原の中に立つサイロはその代表的なものです。

サイロは牛のエサを貯蔵しておくためのものです。

夏から秋にかけて収穫した牧草やトウモロコシ(デントコーン)を刻んで、サイロの中に詰めておきますと、やがて発酵して、サイレージという牧草のつけものができあがります。

これが、冬の間の牛の大切な食糧で、このサイレージの義し悪しが、おいしい牛乳づくりのカギとなるのだそうです。

大正の終わりころまでは、サイロといえば木造のものが中心でしたが、その後、軟石・レンが・コンクリート、そしてプラスチックと移り変わり、いまはスチールサイロや、強化プラスチックサイロも登場しています。

また、サイロの大きさも、酪農の近代化・大型化とともに大きくなってきています。

昭和の初めころは直径3m、高さ8mくらいのもので、10頭の乳牛を飼育できるのが標準サイズでしたが、最近では規模も大きくなり、直径7m、高さ20m、200t以上のサイレージが入る、巨大なサイロも見られます。

酪農家の方のお話しによりますと、親牛1頭が一冬で食べるサイレージの量は、約2tといいますから、どんなに大きなサイロでも、100頭の牛を飼っていますと、春までにはカラッポになってしまう、ということです。

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