トーヨーグランドホテルは、標津川に面したゆっくりくつろげる温泉ホテルです。
中標津空港から５ｋｍと立地も良いホテルです。
シンプルな客室に、無料Wi-Fi、薄型テレビ、ミニ冷蔵庫も完備しております。
駐車場は無料です。
国際色豊かなレストランで和洋食の朝食を提供しています。
チーラウンジやカラオケバーもあります。
男女別の温泉大浴場には、内湯と露天風呂、ジェットバス、サウナ等もあります。
とろみのある自家源泉の天然大浴場
自社で掘削・管理している自家源泉からは常に湯量豊富な天然温泉が湧出しており、新鮮なかけ流しのお湯をお楽しみいただけます。
なめらかな湯ざわりで刺激の少ないお湯は、古くから地域の人々に愛されております。
泉質：ナトリウムー塩化物泉（アルカリ性低張性高温泉）
（旧泉質名：弱食塩泉）
中標津町は、酪農が中心で、約４万頭の牛が飼育されております。
酪農家１戸当たりの飼育頭数は約９０頭、人間の数より牛の数の方が多い所です。
（平成１５年１２月末現在人口、２３８４６人）
また、街の郊外には雪印メグミルク中標津工場があり、バターやチーズの生産が行われております。
中標津町の自慢のひとつに開陽台があります。
開陽台は、標高２７０ｍほどの丘ですが、ここからの展望はまさに一望千里、眼下に緑の牧場がどこまでも続き、その先には野付半島や国後島がかすんでいます。
また、海の水平線を見て地球の丸さを感じると申しますが、３６０度の展望を楽しめるこの開陽台は、陸の地平線で、その醍醐味を満喫できるところです。
開陽台の展望台下には『こころの碑』があります。
この碑は無名の青年、中野英輔さんの霊をなぐさめるとともに、人々の心を大切にすることを願ったもので、多くの方々の協力によって建てられたものです。
碑文には、「さて小生は、いよいよ北海道に渡ることを固く決意しました。現代の人間には、真に自然が必要であります。その中で、同じ世代に生きる人達の、連帯感を深めることが出来ればと思っています。」と刻まれています。
中野英輔さんは、福岡県の出身で、千葉県市原市で働いていた文学青年ですが、たまたま有名人の集まりである『ざこくらぶ』の人々によって、この開陽台に、文化人村が建てられることを知り、自分も都会の騒音の中で暮らすことより、大自然にふれて働いてみたいという希望を持ちました。
しかし、その願いは夢のままで終わってしまいました。
出発の１週間前、工場でクレーンに巻き込まれ、熱い想いを胸に抱きながら、２６歳の若さでこの世を去ってしまったのです。
これを知った『ざこくらぶ』のメンバーや町の有志の方々が、とげれなかった中野青年の意志を大切に残そうと、この地に『こころの碑』を建てたのです。
