北海道小樽観光貸切個人ジャンボタクシー高橋の旧安田銀行小樽支店観光案内です。
旧安田銀行小樽支店
同行本店営繕課が設計し、全国の支店と類似した外観になっています。
その特徴は、中央に大きな柱を連続させて柱の間に縦長の窓を配し、両脇に壁を設ける形態です。
平成１３（２００１）年、小樽中央通り拡幅工事のため曳家で移築し、所有者の理解で次代へ引き継がれる鉄筋コンクリートの建物になりました。
旧安田銀行小樽支店、昭和５（１９３０）年建築。
現在はレストランとして、再利用されております。
時代例
需要と供給
近代の日本は、情報技術や交通手段が発達し、広域的な商業が加速度的に浸透していく時代です。
また世界情勢では産業革命を背景とした帝国主義が台頭し、国家単位で国と国との影響度が深くなっていきます。
したがって小樽の近代の歴史を概観するとき、世界もしくは日本の社会情勢が大きく影響を与えてきます。
いっぽう、本州各地から原生林に近い北海道に、大量に和人が移住してきたので、彼らの第一の目的は「衣食住」でした。
世界や日本の大きな需要に対して、小樽という地域が何を供給し、そのおかげで小樽にはさまざまな成果が生まれ、この成果が当時の人々の「衣食住」はもとより、文化や経済に大きく貢献し、さらには今日の観光の資源になっていきます。
このような北海道をとりまく時代背景をもとに、『需要と供給』という相関関係から、ひもといていきます。
