積丹半島観光貸切チャーター個人ジャンボタクシー高橋の『古平町』です。

積丹半島古平町

古くからニシンの千石場所として栄えた所ですが、ニシンの去ったあとの古平町は、遠洋漁業に目をむけ、北はカムチャッカ、南はニュージーランドと、世界を股にかける漁業の町として発展を続けました。

しかし、200カイリ時代をむかえて、大きなダメージを受け、今の古平町は、スケトウ・イカ漁をはじめ、ウニ・アワビなどの育てる漁業に取り組み、また、豚や肉牛の飼育にも力をそそいでいます。

古平町役場

レトロ風な建物は古平町役場です。

昭和2年の建築で、当時5万円の巨費を投じて建てられました。

古平町の歴史

古平町の歴史は積丹半島の東部に位置し、面積188ヘイホーkm有し、東に余市町、北隣りに積丹町が控えており、土地の大部分は山地で平地は少なく、交通の便利な海岸付近に人口が密集しており漁業を中心に歩んで来た町です。

古平とはアイヌ語の「フウレ・ピラ」(赤い崖)(丘の崖の説もあります。)が訛った地名で、古平川の南に赤く崩れた岸があり、それをさして此処を「フウレ・ピラ」と言ったようです。

古くは古平川の両岸には多くのアイヌ人が住んでいたと伝えられています。

古平町を含む古平郡は昔、古平場所と言われ慶長年間から松前藩の家臣、新井田喜内の領地となり、この漁場は近江商人の恵比寿屋・岡田弥三右衛門を場所請負人に指名して治めさせた所でした。

長い間、神威岬から東は女人禁制の場所で和人の常住が許されず、安政3年にやっとこの禁も解かれ、妻子を伴って人々が移り住む様になった地域なのです。

明治2年(1869年)北海道の名付け親・松浦武四郎の案が採用され、北海道と命名すると同時に11ヶ国、86郡に分けられ後志国古平郡が発足しました。この時に開拓使出張所がこの町に設置され、これが古平町の開基元年に当たります。

明治35年には二級町村制によって早くも古平町となり、鰊を始め、タラ、アワビ、カレイ、カスべなど漁業の町として人口も増加し、現在の古平町の基礎が確立されました。

また、古平町は気候温暖で、野菜や穀類の生育が良く、場所請負人の食糧自給もあって安政年間から開墾が進められていたとおもわれます。

本格的な開拓は明治10年代に入ってからで、青森からニシン場に出稼ぎに来たヤン衆たちの中に未開の土地を開墾する者が現れ、その上、ニシン漁が不漁となると農業に従事する者が急激に増加していったと言う事です。

古平町はニシン漁場の親方やそこで働くヤン衆の出身地に青森県の人が多く、それらを頼って同県人の開拓者も多かったようです。

また、りんごの果樹栽培も一時盛んとなり、明治末期から大正にかけて札幌りんごと同じ様に小樽の港からロシアに輸出される迄になったそうです。しかし、それも長くは続かず、りんごの木は次々と倒され水田にとってかわり、かろうじて丘陵地だけが残されました。

古平はやはり漁業の町、目の前の海がこの町を支え続けて来ました。ニシン漁は春であり、イカ漁は夏、サケ、サンマ漁は秋、タラ漁は10月から翌年の2月頃までが漁期ですから、タラ漁が終わるとニシン漁が、そしてイカ、サケ、サンマというサイクルで、古平の浜は年中活気に溢れていました。

しかし、昭和52年(1977年)の200カイリを主張する国が現れてからは北洋の漁場は狭められ、日本の漁業に与えた影響は大きく、古平町も減船という大きな打撃を受けました。

しかし、今取り組んでいるのが「育てる漁業」で、港の中に「生けす」を作ってクロゾイの養殖事業が行われています。育ったクロゾイは活魚で出荷されており、将来は港の一角に養殖センターの建設計画もあります。

この他、サケの孵化事業は勿論の事、タコなどの漁礁を入れたり、ウニ漁を盛んにするため、ウニの餌となる昆布の繁殖を促す事業も押し進めています。

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