カムイワッカの滝です。【世界自然遺産知床】

知床・カムイワッカ川

このあたりを知床・カムイワッカといいます。アイヌ語で「カムイ」とは神様「ワッカ」とは水のことをさしますが、ここでは「カムイ」を悪い神、魔物と訳し魔の水という意味です。

知床硫黄山から流れ出ている知床・カムイワッカ川の水には、臭いの強い硫黄分が含まれていますので、アイヌの人達は、この水を飲むと死神をまねき、顔を洗うと、目がつぶれるとといって恐れられていたそうです。

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知床・カムイワッカ川

知床・カムイワッカ川は「湯の川」とも呼ばれておりますが、流れそのものが温泉で、いたるところに湯壺があり、とくに、千人風呂と名付けられた、大きな露天風呂は有名です。

また、千人風呂あたり一帯には、白いエゾイソツツジの群落があり、6月の中頃には、残雪をしのぶかのように咲きみだれ、小鳥の声を耳に、露天風呂にひたる心地は、この世の天国といわれていなす。

機会がありましたら、ぜひ、温泉の川や滝にお入りいただきたいと思います。

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知床国立公園のあらまし

日本最後の秘境知床半島は、オホーツク海に突き出た、長さ65㎞の細長い知床半島で、遠音別岳・羅臼岳・硫黄山・知床岳と、1000m級の山々が連なって、知床半島の背骨を形づくっています。

うっそうたる原始林が知床半島全体を包み、切り立った断崖にかかる数知れない滝や巨岩・怪石の海岸線、あちこちに湧き出る温泉、そして知床五湖。まさに野生美あふれる大自然の秘境です。

高山植物のチングルマ・シレトコスミレなどが見られ、天然記念物のオジロワシ・オオワシを始め、ウミウ・ケイマフリなどの鳥たち、また、動物ではヒグマ・キタキツネ・シマリスなどが陸上に、トド・アザラシ・オットセイが海上で生活していて、知床は、動物たちにとっても天国のようです。

このような自然の姿を、作家の戸川幸夫さんは、「単に景色の美しいというところは、狭い日本でも各地にある。雄大な景色も決して少なくない。だが、人の心の奥深くまで溶け込んで、魂をゆさぶり、いつまでもとらえて放さないという自然を持っているところは、極めて少ない。知床はその尤なるものである。」と語っています。

(尤=大変すぐれていること。)知床はアイヌ語の「シリエトク」(大地のゆきづまり、つまり、地の涯)という意味です。(昭和39年国立公園に指定、面積約4万ha)

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